
【解説】ブラウザPaleMoonでTwitterが見れない事象、重い、クラッシュする事象を改善する方法
古き良きFirefoxベースのブラウザPaleMoon。
筆者は、E-TAXややよいの確定申告オンラインがまともに利用できないなど、色々あって、時にはChromeを使い分けたりしていますが、どうも不便です。
さて、この愛すべきブラウザ、2021年4月3日ごろから、Twitterを利用できない不具合が発生しています。
記事を書いている現時点では、PaleMoonでTwitterにアクセスすると、
「Something went wrong, but don’t fret ? let’s give it another shot.」
→正常に動作しませんでした。もう一度お試しください。
という文章だけが出て、Twitterを開くことができません。
プライベートタブでも開けず、セーフモードでも同様のメッセージが出て開けませんでしたが、Basiliskなどの他のブラウザでは正常に動作するため、PaleMoon特有の問題のようです。
ブラウザ側で特に何か変わったことは最近は特に無かった筈なので、恐らくTwitter側で何か仕様が変わったものかと思慮されます。PC初心者が言う「何もしてないのに壊れた!」というのが本当に起きた例でしょうか。
もっとも、こんなマニアックなブラウザを使うPC初心者はいないと思いますが….。
PaleMoonで「Something went wrong, but don’t fret ? let’s give it another shot.」と出てTwitterが開けない事象を修正する方法
Twitterにアクセスする際のUAを変えることで、正常にアクセスできるようです。
まず、「about:config」を開き「general.useragent.override.twitter.com」を検索。
値を例えば 「Mozilla/5.0 (%OS_SLICE% rv:86.0) Gecko/20100101 Firefox/80.0」に設定。
ちなみに、ついでなので紹介しておきますが、PaleMoonでTwitterを長時間利用していると、メモリリークのような現象が起き、ブラウザがフリーズしたりクラッシュすることがあります。
これも解決方法があるので、ついでに紹介しておきます。
PaleMoonでTwitterを操作していると重くなったりクラッシュする事象を修正する方法
どうやらLayout.cssのResizeObserverが悪さをしています。
他のサイトでもコイツが原因でメモリリークに近い現象が起きたりしますので、もうオフにしてしまいましょう。
まず、「about:config」を開き「layout.css.resizeobserver.enabled」を検索。
値が存在しない場合は値をFalse or Trueで作成。値を 「False」に設定。
他の一部の重いサイトでも動作が改善したりしますが、稀にResizeObserverAPI等を利用しているサイトではデザインが崩れるようになります。IEは通常でResizeObserverに対応していないので、そういったサイトではUAをIEにすると正常に動作することも”稀に”ありますが、だいたいはIEは使うなって警告が出て余計に酷くなります。
ブラウザ「Palemoon」でAmazonのPrimeVideo、Musicを使う方法も過去に紹介しているので、良ければそちらも参考にされてください。