
【解説】AMPをWordPressで無効にして正規ページにリダイレクトをさせる方法
目次
サイト運営に関わる問題が発生
一般の読者の方のために、何が起こったか説明しましょう。
①ある最新機能を導入する
②不具合が発生する
③その最新機能を無効化する
④無効化させたことによって、新たな問題が発生する
⑤アアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!(怒)
⑥元に戻す方法が解ったので、ここで紹介をする。
さて、ここからは専門的な内容も含むので、
一般の読者の方は楽しめない記事になるかと思います。
同じ問題が発生している読者の方以外は、
この記事は続きを読まずに他の記事を楽しまれた方が有意義かもしれません。
では、ここから今回起こったことと、その対処法について解説していきます。
AMPはデメリットが多すぎた
AMPとは、インターネットのサイトに後から追加できる機能で、物凄く簡単に説明すると「高速な軽量版のページを別に作って、ユーザーに提供する」というもので、Google検索やTwitterからアクセスした時にだけ、その軽量版を表示させて高速化させるというものです。
このサイトの運営には「WordPress」というソフトを使用しており、WordPressの使用者は、プラグインという簡単な拡張機能をインストールするだけでこの機能が使えます。
これを導入することで、速度的な意味でユーザーの利便性を高めることができます。
また、これを導入しているサイトはユーザーに利便性が高いサイトを提供していると、Googleからの評価が上がるとかなんとかあって、検索で上位に出やすいという噂もあります。
が、しかし。
この軽量化のやり方にあまりにも多くの問題がありました。
元々、このサイトは軽量化を意識していて「要らない物は置いていません。」
削る物が無い状態で、さらに軽量にするというのは、どういうことかというと….
必要なものまで削る
ということになりますね。事実なりました。
・広告が表示されない。 ・関連記事が表示されない。
・読者登録のページに繋がらなくなる。 ・コメント機能がバグる。
・その他の拡張機能が正常に作動しなくなる。 ・デザインが崩れる。
どうしようもないです。
広告を表示させる方法もあるにはありましたが、
他の不具合もあり面倒だったのでAMPは無効にすることにしました。
AMPだけを簡単に無効にすると新たな問題が発生した
WordPressの設定からAMPを無効にして削除すると、また問題が発生しました。
AMPを有効にしていたころは、GoogleやTwitterからスマートフォンでアクセスした時にAMPのページに繋がるようになっていました。しかし、無効にすればそれが無くなります。
で、無くなったらAMPではないページに飛ばされるのか。
飛ばされない。なんだって!?
問題まき散らして、消そうとしても問題が発生するか!
ああぁぁあああ!!!(怒)
どうやら、リダイレクトを設定してAMPから
非AMPのページに移るように自分で設定しないといけないようです。
リダイレクト(転送)を設定して、AMPから正規ページに戻させる方法
サーバー設定ファイルの「.htaccess」に次の内容を記述します。
RewriteEngine On RewriteBase / RewriteRule ^(.*)/amp/?$ $1 [R=301,L]
301リダイレクトにより、AMPページから正規ページに戻すことができます。
301リダイレクトは「ページを恒久的に移動する」という意味になるので、
SEOの評価は”恐らく”AMPのページから引き継がれます。
※一時的な移動の場合は、302リダイレクトにしましょう。R=301を302にしてください。
つまり、AMPを後から無効化する場合は
①AMPプラグインを停止して削除
②上記のリダイレクトを設定
という手順になります。